完全に晴天。雲なし。
アメリカ横断13日目であります。
本日はグランドサークル最初の目的地!ザイオン国立公園へと向かいす!
国立公園からほど近いモーテルでの朝。
朝食はトーストにシリアル、そしてコーヒーが付いているのは普通なのだが個人的にうれしいのがオレンジジュース!これがついてりるモーテルはポイントが高い!ちなみにりんごジュースもありました。
朝食の後は早速出発!この辺りからもう力づよい岩山たちが見えてきます。
ユタ州やアリゾナ州を始めとするこのグランドーサクル内でみかけるこの看板(下の矢印のついたやつ)
暑く乾燥するこの地域ではあまりの灼熱乾燥地獄で山火事もおきるのです!
そんな危険度を表してくれるこの標識!ピーカンの今日は普通だそうです。既に暑くてヤバイのですが・・・・
ザイオン国立公園は大きく3つのエリアに分かれているのですが、ハイキングといえば巨岩が見どころの「ZionCanyon!!」
初めて訪れた人はここを見ないとザイオンに来たとは言えないのではないかと思います。
園内に入るには料金がそれぞれ決まっています。
車1台なので、「25ドル」です。ちなみに出入り自由で1週間使えます。
ラスベガスからアプローチするとインターステート15号線から9号線に移り国立公園の南口から入ることになります。
南口から入るとすぐにビジターセンターがあります。
6月は比較的混み合っている時期と聞いていたのですが、朝早かったのでビジターセンターの駐車場は結構空いていました。
ザイオンキャニオンの見どころにやハインキングポイントには無料シャトルバスが止まります。
ちなみに近くの町スプリングデールまで走ってます。
とりあえず、始めのハイキングポイントを目指すべくシャトルバスに乗り込みザイオンロッジまで行きました。
このあたりは木々がたくさんあって、木漏れ日がなんとも気持ちいい!
そして、いました!エルク(アメリカアカシカ)!
DAI「シカ!いや小さからバンビか?いやバンビは種類か?アダ名かな?シカに聞いてみるか。」
ともぶ「そうやね、ちょっと聞いてみて・・・無理でしょ!」
DAI「おっ、ノリツッコミを覚えたな。レベル1ぐらいやったけど」
とこんな会話でウォーミングアップ完了!ハイキング開始です。
めちゃくちゃ暑いので、帽子・サングラス・日焼け止め・水・スポーツ飲料は必須です!
日差しが強すぎるので暑くても長袖でと言われたたので長袖も装備!
ハイキングですが、いちいち「絵」になる景色に足を止められて、夢中でシャッターを切りました。
初めに目指すはエメラルドプール!
ハイキングと行ってもそこは山道。「危険です!崖から落ちないでね」という標識があります。
その下に「リスに餌をあげないでね」と言ってるっぽい標識も有りました。
ちょうどバージン川が流れているところ横切るのですが、川は雨が降ったからかもともとなのかあまりキレイではないですね。
川だけみるとめっちゃドロの色なのに空の青とのコントラストが効いていていい感じの景色に見えます。ハイキング中の錯覚ってやつでしょうか。
川を渡る橋は結構立派でした。
そして出ました!リス!
目の淵に白いアイラインがあるのでキンイロジリスですね(ガイトブックにのってたので)。
ひょっこり出てきて、この可愛さ。餌付けしたくなる気持ちが判りますね。でも禁止です!
トレッキングの道は険しいですね。
途中デーザートオアシスという見どころがありました。
案内が言うにはカエルもいるようです。
ここがエメラルドプールトレイル始めのビューポイント「ロウアーエメラルドプール」です。
岩の上から滝のように水が流れ落ちてます。
結構な勢いです。
ハイキング道はこの流れ落ちる水の内側を通ります。
崖がえぐれていてちょうどその内側を歩きます、右側は崖なので落ちないよう柵がしてあります。
ハイキングコースは舗装されているのでペースさえ守れば安心して楽しめます。
そのせいがご年配の方もとても多かったです。
遠くから見るとその高さにまた圧倒されます。
急勾配な道は階段のように舗装されていてます。
自然は綺麗に残しつつ景観を損なわないように作られていますね。
6月の中旬ですが豆に水分補給しないと干からびます。
今年一番の汗をかきました!
着きました!
ここが「アッパーエメラルドプール」
エメラルドというか・・・・赤茶でした(笑
大きな岩がゴツゴツと落ちていたので一休み。
一休みして体力回復!ジャンプ一発!次に向かいます!
次に向かうは「ナローズ」です!
ザイオンでしか味わえない、渓谷の間に流れる川をハイキングするという特別なコースを攻めます!
ということですが、来た道は戻らないとね・・・・
下りはラクですね。
上りより景色が楽しめた気がする。
うん。のぼりより笑顔になってる気がする(笑
それにしても力強い!岩がちからずよい!
負けずにハイテンションで攻めます!
ザイオンは植物も豊です。
そんな訳でサボテンの花も咲いてます。
黄色や赤とこんなに綺麗に咲くサボテンの花を見たのは初めてでした。
下ってきたらまた登ります!
それが山ってもんなんですね。ハイキング楽しくなってきました!
時間は正午いよいよ太陽も本気です!
川の流れる音が気持ちいイイですね。気分だけでも涼しくなります。
ザイオンキャニオンのシーニックドライブの終点がシナワバ寺院の駐車上です。
そしてここからリバーサイドウォークというトレイルコースになります。
ここを突き進むとザイオンにしかない絶景が・・・・
?!
チーン・・・・
英語苦手は私もでも瞬時にわかりました。
「ナローズに行けないってことが!!!(涙)」
今日は晴れているのですが、前日の雨で川の水位が上がっていて閉まっているようです。
でも途中まではトレイルできるのでひとまず行ってみることに。
DAI「あっ、またリスや」
ともぶ「ここまできて残念だねって、慰めにきてくれたのかな?」
DAI「いや、ただ出てきただけやろ」
ともぶ「あっそう!!そこ乗っかってくれへんの?」
にしても近くまでいっても逃げないです。人間慣れしているのでしょうか。
本当ならここから川の中をジャブジャブと進んでいくのですが。
いつか絶対リベンジしてやる!
先へは進めませんでしたが、本当に最高の気分を味わえました。
大きな岩山の間を流れる川と真上から照らす太陽がなんとも素晴らし景色を味あわせてくれました。
行けなかったですがココを進むと思うとドキドキしますね。
冒険のニオイがしました!
あまりの気持ちよさに、川辺で30分ほど休憩しました。
日陰は少ないですが、木の横に行くと結構涼しくて休むには最適です。
ナローズを責められなかったのは残念ですがめちゃくちゃ気分は爽快です!
何度来ても飽きない国立公園だと思います。帰ります!
バス停はこんな感じです!バス停というか・・・・まぁバス停なんですがすごいですね。
なるべく自然を傷つけず、綺麗に舗装されています。ハイシーズンは車は一切通れずシャトルバスだけが走っています。
キャニオン内には8箇所ほどバス停があり、そこからトレイルコースや展望台へと各見どころまですぐに行けます。
Temple of Sinawava(シナワバ寺院)から一つ下りだバス停にWeepingRock(ウィーピングロック)があります。
30分ほどのハイキングコースです。岩山の一部がアーチ状に抜けていてそこから水が流れているというなんとも見てみたいポイントです。
しかもその展望台からは、左にグレーとホワイトストーン・右にエンジェルランディンと山と見ているのか谷を見ているのかわからないぐらいすばらしい風景が見られます。
・・・・・
とガイドブックに書いてアたのですがw
ともぶ「もう結構疲れた・・・」
DAI「うん、結構満足した」
ともぶ「水ももうないし」
DAI「ここは別にええか」
今思うと絶対に見て置かなければいけない絶景だったのではと思うのですが、この時点ではたくさんの絶景に囲まれていたので特別感があるようには感じなかったのです。
はい、キャニオン麻痺です。
いや、単なる疲労かもしれません(笑
とりあえずキャニオンたちに別れを告げるべくともぶ体一杯で表現しました。
単なるジャンブです。
とりあえずグランドーサクル初めはウォーミングアップかなと思ったのですが、わずか半日のハイキングで大満足してしまいました。
これから他の国立公園も攻めるのですが、いや比べる訳ではないのですがここでの感動を超えるのか?いや超えたとしても感動慣れしてそれほどワクワクしないのでは無いかと若干不安になりました。
はい、贅沢な悩みです!
ビジターセンタの前で一枚!
たっぷり汗をかいたのですぐに着替えました。
駐車場に戻り車に乗り込もうとすると、ハーレー軍団いました!
国立公園は車以外にもハーレーでツーリングする人達結構いました。ほとんどがご年配の方でした。
子供が手離れして旦那たちと趣味を楽しむ!という感じの方たちが多いのでしょうか。おじんちゃんぐらいの人達もいました。アメリカっぽいです。
撮っていいか聞くと!気さくにポーズをとってくれてました。
本当に楽しそうにしてました。いい歳の取り方してるわ!
ザイオンキャニオンを堪能した後は、国立公園内を東に横断します!
東に抜けると、グランドキャニオンやブライスキャニオンにも行けるので向かいながら行き先を決める事に!
初めは知らなかったのですが、走りだしてすぐ、まだまだ見どころが終わってない事を知りました!
ザイオン・マウントカーメルーハイウェイという道を数キロ走るのですが、その道がまたヤバイ!!
昇ったり下ったりトンネル入ったりジグザグしたりとバラエティー豊富です。
1000m級の岩盤が連なり壮大さを物語ってます。
ここも最高のドライブロードの一つになりました。
そして国立公園内はこんなキャンピングカーを普通に見かけます。
キャンプサイトに行けばたくさん止まってます。
トレイルとはまた違った自然がそこにはあり、度々車を駐車してはカメラのシャッターを切りました。
みどころポイントは諸所あるようですが、もうどこが何かよくわからないぐらい、スゴイ岸壁が続きます。
そしてトンネルを抜けるとウエストテンプルやパインクリーク・キャニオンが眺められる「キャニオンオーバールック」という気軽なトレイルコースも有ります。
こんな素敵な道を・・・
キャンピングカーが走り去ります。
バイクも走り去ります。
そして、ともぶも走り去ります。
少し行くと岩壁が低く丸く、そして模様が細かく白くなってきた気がします。
岩壁見すぎて凄さがもうわからなくなってきましたが、どうやら結構な高さの岩壁のようです。
ここがまた有名なビューポイント、「チェッカーボードメサ」
チェッカーボードメサの一番上の標高は2033mもあるようですが、既に遠近感もつかめず生で見ても大きさも高さもよく判りませんでした(笑
ここを過ぎればもう公園の東ゲートはすぐです。
国立公園を出ると田舎道。
いきなり壮大な牧場に牛や馬を発見。
そしてまたしても来ました、「ザ・アメリカロード」
ゆるーく下りつづける1本道。その先に見える山がなんとも雰囲気を出してくれます。、
こんな道はドライブしてるだけでテンション上がってしまいました。
ただ、走って5分もすると眠くなるっていう・・・・
遅めのランチはここ。
ハーレがーたくさん止まっているアメリカ的な・・・・
SUBWAY(サブウェイ)!
どこでもあるか(笑
ただ違ったのが、日本の倍以上もありそうな長いパンにサンドするロングフットと呼ばれるBLTサンド!
BLTやけど野菜はもっといれ手と言ったら、パンから溢れるぐらい入れてくれました。
日本では考えられないぐらいパンパンまで詰め込んでくれます。
そして値段が5.46ドル!二人で半分しても日本のサンドよりボリュームでるので1本でOK。
今後の横断旅の定番ランチに決定!!
既に16時半。
「ブライスキャニオンに向かうか・・・」
「グランドキャニオンに向かうか・・・」
DAI「なんかザイオンで結構テンションあがってもうたから断然スゴイ所目指すならやっぱザ・ウェイブちゃうか?」
ともぶ「やっぱ見たいよね」
DAI「よし、そんなに遠くないし行くか!」
(グランドサークル内で2・3時間の距離は近いという感覚です)
ということで、
この旅で行けたらいいなぁと思っていた国定公園の中にある自然保護区で、
なんと一日20人しか入れないという場所へ。
DAI「でもネットで10人、現地抽選で10人だけやろ?」
ともぶ「ネットは倍率すごすぎて4ヶ月に抽選やからもう無理、現地やね」
DAI「どこ?」
ともぶ「さぁ?」
とりあえず持ってきた国立う公園のガイドブックを見ると、BLMオフィスというところでくじ引きということがわかりました。
ただ住所がわからないw
カナブという町の近くということは事はわかったので、とりあえずナビでそれっぽいところを入れて出てきたところへ向かう・・・・
チーン・・・・違いました。
しかし、ビジターセンター的な場所だったので情報をGET!
カナブからとなり町のペイジ向か際に通る89号線の途中にある小屋でくじ引きがあるという。
住所はわからないという・・・・
DAI「調べられないの?」
スタッフ「うん」
DAI「住所わからないのにどうやっていけばいい?」
スタッフ「街を出て40キロか50キロぐらいいけばいいよ、ペイジの町とのちょうど間ぐらいさ!」
DAI「いやいや、40キロ先だけで行けるか!」
スタッフ「走ってると右側にあるよ」
DAI「それがわかれば・・・・無理やろ!」
スタッフ「なにもないんだ、その辺は。だから40キロ先ぐらいに曲がり角があったらその奥に小屋が見える」
DAI「そ、そうかありがとう。それならわかるな。いや、わかるのか?不安しか無い。」
かなり貴重な情報?をもらったのでひとまず今日はカナブの町で泊まる事に。
トラベラーズモーテルという名前の看板があったので、いきなり即決!
感じの良いおばちゃんがやってる個人経営のモーテルでした。
うん、十分!
近くのスーパーで多めに野菜を買いました。
そして今宵もモーテル飯!
さて、明日は無事ザ・ウェイブの抽選が出来るのだろうか。。。
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